パチンコやスロットは人の心も小汚くする?

どうしても玉が欲しかったおっさん

 

 

パチンコ屋の新人時代、
やっとホールを一人で回り始めたばかりの頃のことです。

 

忘れもしない、CR新世紀エ○ァンゲリオンSFの導入日でした。

 

 

その日はひっきりなしにシマの大当たりランプが光っていました。
でも見に行っても誰も当たっていない……。
※「ドル箱を替えて」と呼ばれるかもしれないので,、
お客さんを待たせないように先回りする決まりでした。

 

 

 

そうです、いわゆる突確というやつです。

 

普通に考えて、新台だろうがなんだろうが
人為的な操作(設定)なしに

 

1/400の突確がそのシマだけ立て続けに起こる

 

なんてあり得ないのですが、
当時はそんなこと知る由もなく、
ただただ、一日中走り回っていました。

 

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周囲を大型店に囲まれた弱小店です。
導入日にもかかわらず、夕方頃には打っている人もまばらになりました。

 

巡回していた私は、エヴァのシマの空き台で
玉詰まりランプが点灯している台を発見。

 

こういう時、みなさんもご存知のとおり、
まずは台の上のパネルを開けてトントンします。

 

 

 

とくにうちの店は設備が古くなっているのか、
ここが詰まることがけっこうありました。

 

 

 

で、パネルを開けて玉詰まりを直してみると、出るわ出るわ。
上皿が満杯になってもまだダラダラ出てきます。

 

 

そこで、インカムが。

 

「その台とりあえず置いといていいから
○コースのコール対応して」

 

私は席にドル箱を立てかけて
【作業中ですよ】アピールをしてから、
コールランプの対応に行きました。

 

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ところが、戻ってくると、
作業中の台でおっさんのお客さんが打っています。

 

「あれ、この帽子のお客さん
さっきまであっちの台にいたよな……」

 

その人は常連で、負けていると
他人の玉をくすねたりするので、
お行儀の悪いAV男優さんほどではありませんが、
有名人でした。

 

 

「あの、お客様……」

 

「え、何?ダメなのぉ〜?」

 

いやダメだろ。

 

 

「はい」

 

すると、彼は

 

シュバッ!!

 

っと、瞬間移動みたいな速さで上皿の玉を一掴み取って、
もとの台に戻りました。

 

 

(え、え、この人何してんの?)

 

私が呆然と立ち尽くしていると、

 

「このくらいいいでしょっ☆(ゝω・)vキャピ」

 

 

あの、ほんと

 

 

☆(ゝω・)vキャピ

 

って感じで、おちゃめにそう言ったんです。

 

 

当時まだ人生経験も圧倒的に少なく、
色んな意味で童貞だった私は、
ちょっとおっさんが可愛く見えてしまい、

 

「はいっ☆」

 

って笑顔で許してしまったのでした。

 

 

 

なんだか私がヤバイ人みたいになったところで、
この話は終わりです。

 

ご清聴ありがとうございました。



パチンコやスロットにハマり狂っていた当時の自分にぜひ読ませたい教材。これがあったらまず私の人生はもっと違っていたはず。

 

 


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